Appleのインテルチップ採用。
またいつもの噂だろうとか、サーバやiPodのチップだろうと静観してたが、マック本体をすべて載せていくとのこと。
10年ちょい前は一時期仕事で68kのマック使ってた事もあり、マック自体は気にはなっていたが自分で買ったりはしなかった。
(その割には当時使ってた][fxをもらってきてたり、PowerMac9500の筐体が転がってたりする)
それ以降マック使う機会はなかったが、夢のあるPCと感じていて、新製品が出ると見に行ったりしてた。
ここ数年はPC自体に新しい分野の事ができるようになった、というのを感じなくなり、それはマックも同じと感じていて、5年以上前ならインテル採用は許せないと思ったかもしれないが、今ではあまり感慨もない。
しばらくマックハードの深い所は追わなかったので疎いが、しかしなぜインテル?と、記事を追ってみた。
CNETの以前の記事では
PPC970のG5まではなんとか出せたが、その後のクロック上昇が鈍かったり、ノート用にG5を載せる事ができていないらしい。
次世代ゲーム機3社がPowerPC系になったとはいえ、それらをマックに転用することは出来ないし、
デスクトップ用のPPCこの先が無かったり、G5をノートに載せるのが難しいので、PPCを見限ったように思える。
IBMも数百万個以上売れるチップなら積極的に新規開発するけど、数十~百万程度ではそれなり、ということらしい。
IOもPCI-Expressになってなかったっけ?と思ったがまだなので、そのへんの開発と移行費用の問題もあったのかなと思う。
次世代ゲーム機もインテル、AMDもマルチコア化したりCPUの変化が激しいが、PPCでは追従できないのも問題あったと思う。
ITmediaでは
「未来のPowerPCプロセッサの問題は、ワット当たりのパフォーマンスにある」
と書かれているが、G5ってそんな電気食うか?アスロン64くらいじゃなかったっけ?と思ったが、こちらには
初期のG5はPentium4と同じくらいで、FXで半分になったようなことが書いてあった。
インテルマックが来年なのと、未来どころか現状のPentium4が電気食い&発熱ものすごいのから考えるとPentium4のまま発売はありえないと思うが、来年のYonahで発売になるのか?
「ずば抜けて最強のプロセッサロードマップ」と書かれているが、90nmのPentium4は、消費電力と熱の問題がひどいことになっている。
プロセッサロードマップと言ってもPentium4は未来どころかもうだめなCPUだし、
PentiumM系なら来年以降は良くなるだろうけど、ロードマップは絵に描いた餅だし。
「ずば抜けて最強」かどうかはちょっと・・・
インテルはCPU自体の先進性やパフォーマンスより、製造能力、供給能力が「ずば抜けて最強」と思う。
そんな私はPentiumMのデスクノートがメインで、アスロン64ミニタワー使ってます。
何も考えないでインテル党なはずが、Pentium4(Xeon)の発熱のひどさにAMDに逃げた。以前、Pentium4初代が出始めの頃か、性能と発熱がひどい時にAthlonMPに逃げた。インテルがやばくなると逃げるらしいw
マックは移行が大変になるんじゃと思ったが、そのへんはOSX以来ここ数年仕込んであって、再コンパイルとUniversal BinaryなどですでにPentium4機で動くというのがすごい。<BR>
CPUはインテルでも、Windowsマシンとは違うAppleのマシンで、BIOS画面などのレガシーが無いマシンが見てみたい。
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