材質変換-ポリパテ詰め込み
スカルピーからポリパテに材質変換するために型作ってきたけど、型にポリパテ詰めるところ。
これ自体はシリコン型でもおゆまる型でも共通。
これまでボークス造形村ポリパテ使ってたけど、物性がかなり近く安いというのでロックパテ120HBを使ってみる。
ポリパテ変換で量いるときは安いほうがいいが、ボークス500g1800円、ロックパテ1kg1500円+送料600円
使った感じは、混ぜた色も削った感じもかなり似てていいんだが、臭いがきついような。
硬化した後の部品を部屋に入れて寝たら翌日かなり頭痛が残った。
注型するのには液に近い状態がいいので、硬化剤と混ぜる前にスチレンモノマーで硬さ調節しておく。
スチレンモノマーとよく混ぜて、粘度はあるが糸引いて垂れるくらいがいいのか。
注ぐというより、シリコン面に気泡が残らないように薄く塗りつける感じ。
全面に塗りつけたら、型の上下の淵のちょっと下までポリパテを注ぐ。
これをぱかっと合わせるわけだが、合わせた時にはみ出す量が少なくなるようにポリパテを注ぐ。
シリコンにはキャスト注型するときの気道のように切れ込み入れてます。1本だけ細く、空気を逃すのではなく、合わせた時余ったポリパテが流れ出てくるように。
ここで一旦はり合わせたが、裏から見たらシリコン面に気泡が残ってるの発見。画像中央あたりの黒っぽい点がわかりますか?
貼りあわせた部分でポリパテ足りなくて空洞になるとか、表面に気泡残るのは避けられないが、パーツ取り出した後にポリパテで埋めるが、少ないほうが楽なのでかきまぜて消そうと思った。
一度合わせた型を外したら当然ポリパテはあふれて・・・
針金でまぜたりすくったりして気泡をつぶしてポリパテ足してまた型合わせたところ。あふれたポリパテはティッシュで拭いたけどきれいにとれないので。はみ出たポリパテが押しつぶされすごいことに・・・
写真取り忘れたけど、添え木当てて輪ゴムで止めて固まるまで放置。
ぺりっと簡単に外せた。
ただし、スチレンモノマーで密度が減ったためか、ごくわずかに収縮してパーツ本体はシリコン面から浮いていた。
取り出した所。
中央にこぶが出来てるが、これはシリコン入れた時に窪みに気泡残ってたのに気づかなかったせい。
透明シリコンだから裏から見てれば気泡逃してたのにね。
注型して合わせた時ぐいぐい押したりゴムで固定しても、ポリパテの流動性が低いのでゴムの間にあふれたポリパテが薄く残る。
部品との境で薄くなってぱきっと割れることもあるが、下手な時は1mmとかの厚さになって、パーツ自体が厚くなってしまう。
厚すぎたらすっぱり注型しなおしたほうがいい。
だからできるだけポリパテ少なめに。
こっち側は薄く残っただけで、0.1mmとかで薄かったのでパキパキ折るだけ。
厚みの件は今回は許容したが、違う部分で段ずれできた。1mmあるかだが、まあ許容したがやっぱり切り裂き型の宿命か。
まあ今回は合わせ直しとかやったから溢れたポリパテでずれが起きやすくなってただろうけど。
ポリパテ注型後2時間くらい放置する。スチレンモノマー混ぜてると硬化遅くなるので。
スチレンモノマー混ぜたポリパテを密閉しとくとべたつきが残るので、上記のように取り出してから放置す乾燥する。
途中で気泡抜きとかしたけど、抜いたパーツは細かい気泡とか残ってた。
この後パーツ整形と気泡埋めでできあがり。
ところで・・・・
シリコンをタッパーに入れた時に埋まったパーツと違うじゃないかってつっこむ人はいないと思うけど・・・
記事にするのはいいが裸体がターゲットてのはどうよと最初はあがいて別の物体を使っていたチキンなオレw
写真撮った後パーツ入れ替えて埋めたが、逃げ回ってもすぐ捕まるように本来のパーツで進めるしかなかった・・・
ダミーパーツはシリコンから取り出して放置硬化。
透明シリコンは薄いとべたつきが残って硬化しきれません・・・まあ写真のようだとぺりっとはがれるけど。
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