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2006年11月30日 (木)

ゲル乳、落とし所

新作作りながらゲルテスト続行。
まあいいんじゃないかな?という落とし所が見えてきたかな。
長くなります。

・ゲル皮膜乳
キャスト削り出しで凸型ブロック作る
RTV2K-1406シリコンに変換
透明シリコンにシリコン凸型組み入れる。
透明シリコンと凸型シリコンに数ミリのスキマできるので、ゲル流してみる
→1407凸型側が硬化不良orz、透明シリコンと凸型のスキマの狭いところに大穴orz

で一旦あきらめ

・そもそも皮膜乳は有効?
ゲル乳の内側をニッパーでくり貫きゃいいじゃん、凸型調整しなくていいし~
薄くしすぎたところに穴が開くorz
厚さがまちまちになり柔らかさが均一でない
思ったより手間かかる

・瞬着で穴塞ぎ、皮膜乳に詰め物してみるテスト
水、却下
かつら接着用のシリコンゲル1600円 高くて少なくてセメダインのようで使えない
シッカロール粉 粉同士が擦れ合うギュッとした感触がありだめ
整髪用のチューブ入り透明ジェル300円、まあまあ
ゲル乳に比べて柔らかいが、スカッと抜けてしまう軽い感触。
ゲル皮にしても流体にならないので、計画頓挫orz

流体は人肌ゲルじゃなく、コンドーさんのような薄い素材で皮作るしかないみたい。

ラテックスも2種類試したが、水っぽいのでシリコン型に塗るとはじかれて定着せず。
何度か塗り重ねたが、1mmくらいの厚みで硬くてたわまない。あと厚みがまちまちになってまだらで汚い。

・落とし所
流体乳は結局むり。
ゲル皮、くり貫き乳だと中に詰めるものが問題。
ジェルがいいかと思ったけど、もっと粘性のあるもののほうがよさそう。
スライムやゲルシリコン、生シリコンに混ぜ物など検討中
スライムは自作すると硬さ調節できてよさそうだが、材料のホウ砂に毒性あるそうで怖い。
まさか舐めたり・・・いや乳だしw
ということでゲル皮に詰め物して、本来の人肌ゲルより少し柔らかくするのが目標。

・ゲル皮再燃
硬化不良起こした1407凸型を2日放置してゲルに漬けたら固まってた。
くり抜きより厚さの均一性保てること期待して、凸型削ってスキマ調節して硬化テスト中(昨日)

・また問題?
何気なく最初に流したキット複製の人肌ゲルは気泡少なかったけど、ここまでテストした
ゲル乳のパーツ表面に気泡多かった。
違いは・・・気泡無いのは常温硬化、最近テストしてるのは食器乾燥機3時間保温。
硬化早くなるのはいいけど気泡出やすくなるのかー。
ということでゲルを真空脱泡機で予備脱泡してから流してみた。
前に脱泡して常温放置したやつはほとんど固まらなかったんだよね・・・
今回は型に流したやつは乾燥機3時間かけて1日放置中。
紙コップに残ったゲルは3時間でもとろみがある液状、朝起きたらゆるく硬化・・・だいじょぶかな?

そんで今日帰ってくるなり型からはがしてみた。

Imgp0600
型の表裏どちらから外したものかと思ったら、かぽっと前から抜けた。

おおすごく綺麗にテカッて気泡無いじゃないですか。原型の磨きが甘くて傷が残ってるとこまで再現w








Imgp0601
べとついて扱い辛いので、とっととシッカロール漬け。

透明型に着いてる白いのが1406の凸型。










Imgp0602
ゲルの裏側。ぷよぷよ皮で、2mm厚くらいでしょうか。型で流すのではこれ以上薄くするのは無理そう。
結構均一に出来たけど、薄く透ける所があるのでまだフィードバックがいるな。










Imgp0605
余ったゲル皮で封して、詰め物注入してみた。
粘性を上げるため、透明シリコンにシッカロール混ぜてみた。垂れないでコップに張り付くような粘性になったが、詰めてみたらあまり感触変わらないので結局ボツ。








即興でいろいろ詰めてみた。
・1406シリコン(生)
・透明シリコン(生)<透明のほうが粘性あったのでこちらでテスト
・整髪ジェル
結局、感触にほとんど差がないのが、ほんと若干透明シリコンのほうがいいかな?

背中をキャスト土台で作ってゲル皮を接着して、背中に穴開けて注入ですかね。
一応、乳をつまんで小さく豆のように圧迫しても、中のシリコンはにじみ出て来なかった。


_1
人肌ゲル乳とゲル皮+透明シリコンの対決
左がゲル皮だけど、わかりますかね、軽く力入れると人肌ゲルは歪まないけど、ゲル皮はぷにっとくる。










Imgp0607
はさんで持ち上げてみた。ゲル皮は柔らかいのでひしゃげる。












Imgp06087
つまんでみて比較。中くらいまでつぶすのに、ゲル乳は親指の爪が白くなってるのわかりますか?
ゲル皮は親指変色せず







また、詰め物を重くするため、4mmくらいの鉄球を乳首の裏に貼り付けたり、シリコンに10球くらい混ぜてみたが、重さで皮がたわんでへこんだり、形崩れたり感触悪いし色変わるし・・・・無理。鉄粉も考えたが可燃性で怖いのと色透けそうなのでやめた。

ということで、ゲル皮乳+シリコンにしとこうか。フィギュアとしてはただの人肌ゲル塊の手ごたえある弾性もすてがたいが・・・

どっちがいいか意見聞くのはWHF有明になっちゃうけど、準備もあるので両方作ってみる?
というか、欲しい人います?

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2006年11月20日 (月)

考え中

実験再開してない。考察だけ。

中空乳は中に仕込む型を入れず、背中が無い状態の型を作り、下半身と胸の皮だけのゲル複製物を作る。
背中はキャストなどの土台を作り、ゲルで包まず土台を露出させる。土台は胸の内側で平らにして中を中空にする。
土台と背中は半脱ぎの上着で隠れるのでOK
でゲル皮と土台を接着。

ウレタン自体がスポンジで水を通す問題は・・・人肌ゲルであるかぎり無理。

中に何を詰めるかが問題で、
浅草ギ研のゲルシリコン-物性が不明
αゲル-数値上は柔らかそうだけどゲルシリコンと同じか違うか不明
ゲル、寒天など-漏るかもしれんのと腐るかもしれん
水-漏るからむり
化粧品のゲルやシリコンゲルパックシート-蒸発して硬くなったらだめ

ということで注入物次第って気もしてきたが、なんかないでしょうか。

なんか考えるほどタマ姉ほどの巨乳で半脱ぎポーズでないとできないオプションボディな気がする。

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2006年11月18日 (土)

人肌ゲルはだめ?

うーん
人肌ゲルで中空乳を目指していたが、実験進めるごとに問題が出てきてかなり手詰まり。

・透明シリコンの成分揮発?が足りない部分があると、ゲル面の一部に硬化不良が起きる
乳など型の窪んだところが硬化不良。
やはり2週間放置がいい?

・中空にするため、乳より一回り小さい型を削りだし、シリコンの中空に入れてゲルを流す。
この隙間によりゲル皮の厚さが決まるが、薄すぎると破れ、厚すぎるとたわまなくなる。
削り出しと位置決めがすごく難しい
キャストだと取り出すときにゲルがくいついて破いたり伸びたりするので、シリコンにしたいところ。シリコンだとやっぱり1週間放置?
とりあえず破けながらも薄皮乳作ってみた。

・人肌ゲルの正体
ウレタン材質とは何かをあまり考えてなかったが、ようはウレタンスポンジですな。
薄皮に水注いでみたら浸透して水が出てきた。ゲルの薄皮伸ばすと微細気泡あるし、目に見えない気泡もあるんだろう。
中空の裏側に人肌ゲルの表面コート剤やラテックス塗って防水することも考えられるが、皮が少しでも硬くなるので垂れたりしなくなる

・中空に何を入れるか?
水などでは浸透してしまう、シリコンゲルなどは試してないが、流動しないだろうから硬くなるだろう
ジェル状で流れ落ちなくて腐らないものはないのか?

問題山積で中空はむりかな・・・・・

物売ってるってレベルじゃねえんで<ちょっとお気に入り
中空やめて修正乳の人肌でもいい?

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2006年11月17日 (金)

人肌ゲルの硬化実験

こんな感じで。

Imgp0599_1














やっぱりあったほうがいいのかなと食器乾燥機を見に行ったのが3日前、安いので4980円からあったけど、5人分の食器を入れるのが売りだから容器がでかい!部屋に保管できん!と購入断念。
しかし本棚の上にでも乗せればいいやと思い今日購入。でかいけど軽かった。
ちょうどボジョレーヌーボーも出たので1本購入w

で、懸案であった硬化テスト敢行。
人肌ゲルと透明シリコンは相性悪いのか?がテーマで、先日失敗した原因の解明も目的。

右は1週間前に硬化した型で、左は2日前に硬化した型。
ゲルを少量注いで、食器乾燥機は補助でしかないが、2時間暖めて1週間型はきっちり硬化した。2日型は硬化が遅く、2時間経っても少しゆるかった。食器乾燥機で暖めていなければゲルのままだったかもしれない。

てことで人肌ゲルと透明シリコンは相性△、硬化後1週間放置しなさいで決定ですね。
これでやっと次の段階に移れる。

追記
朝ゲルの状態を見たら、1週間型はちょっと締まった感じで硬化ばっちり、2日型はシリコン面から0.1mmくらいまでゲル状で未硬化あり。やっぱり1週間放置でFA。
たしかに、2日型のほうが若干透明感や粘りあってみずみずしい気がして、1週間型は透明感に曇りがあるような気はする。

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2006年11月12日 (日)

苦闘の記録

WF申請とかいろいろで忙しかったのと、具体的成果が出せないまま間が開いてしまった。
申請自体は旅行前にでっち上げて、ホテルでかんのくんと申請書作成。新作は毎日ちまちま。
新作と並行して、人肌研究も少しずつ進めてるが・・・Imgp0595















水曜あたりにシリコン型作成。シリコン流してしばらくしてから原型の位置寄ってるじゃんと、指つっこんでえいやと修正。シリコンはゲル状だったがちょっとしまったああ!と。原型面に型崩れ出たらおしまいじゃん・・・・と。
ゲルかきまわした跡も写真のように残っちゃって・・・だいじょぶか?


Imgp0597














シリコン固まった後にキャスト流してチェック。左は今回の原型。
接合部の足の面と胸をキャスト化して削りだし、骨組みの一部に使う。
乳まで流してみて型崩れの傷は無し。よかった。
我ながら複製物がえろくていいねぇ。

ここまで先週末。ここからがお話にならない。
中空乳のために人肌ゲル流しテスト始めたが、ゲルが固まらない。

1回目・・・9月に使ったやつの使い残しのゲルで計量まちがって硬化剤をビンに戻したので硬化剤濁ってる。前使ったのは硬化したので・・・とこれが原因か、シリコン硬化の翌日に流したせいか、ほとんど硬化ぜず。
12時間くらい過ぎてもほとんど硬化しないが、まさか暖めれば?とドライヤーで何度か暖めたら少しとろくなったが、先が望めないので廃棄。
ゲルと硬化剤の計量もちょっとあやしい。

2回目・・・9月に買ったが新品のゲルを流し直し。前回は温度も低かったせいもあり?とアンカで暖めながら放置。翌朝、半硬化程度で生のところもあり。やっぱり先が望めないので廃棄。
計量はきっちりやったのに。

やはり透明シリコンは相性悪いの?硬化後は油脂が出るからそのせいで~ってそんなん浮いてくるようには見えないんだけど。
切り裂き型の作りやすさや流しやすさと、日をおいた透明シリコンでは硬化してるので、今回のシリコン洗って2日くらい置いてみて次回再トライ。

来週末くらいにテスト上がらないとWHF有明には間に合いそうもない。

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松島行ってきました

先週になるが、11/4、5と泊まりで宮城ー松島行ってきました。
旅行レポも気が向いた時しか書かんが、ちょっと間が開いてしまったので書き込み。
あんまり写真撮ってないです。あと今回設定変えて、D70で撮影したそのままをアップ、サムネイルでかくしました。

きっかけはかんのくんが牡蠣食いたいねぇ、と先月あたりに言ったことで、どうせならたまには宿取ってゆっくり食いだおれ・・・と計画が進んだ。
なんでも松島でカキ食い放題の店があるとのこと。

あっちはあっちで福島から車なので、こっちは東京からバス取って向かう。片道3500円なので、旅費少し節約。新宿発8:30のバスで席はゆったりだが7時間は疲れた・・・仙台で電車に乗り換えて松島海岸へ、4時ごろ着いて、ちょうどかんのくんたちも同じ頃到着。

一旦ホテルに荷物置いて・・・と駅から15分くらい歩いて着いたホテルは「松島一の坊」という所だが、なにこの巨大施設・・・・・・場違いに広く豪華な所に案内されてだいじょぶなのか?と思いつつ、だって2人で食事なしで1人5000円いうし・・・
ロビーでチェックインの時、お茶と和菓子でもてなされて宿帳にサイン。部屋案内されたらきれいな部屋で窓から海も少し見えていい感じだった。

6時ごろ、晩飯に繰り出す。

Dsc_0283_1
うなぎ、お造りのセット、他生カキや貝やらを注文。










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Dsc_0301
その後海岸をぶらぶら。
これはフィルターかませたんじゃなくてこういうライトアップ。月も見えて幻想的~









その後豪華ホテルに帰ってちょっと休んで大浴場・・・・と向かったら、エレベーターで降りてかなーり歩いてまたエレベーターで上がってまた歩いて・・・・と遠く、きれいででかいいい風呂だった。

ホテルの案内見てると、夜10時からレストランでラーメン売るとのことで、腹は減ってないが挑戦。普通のしょうゆ味だったがうまかった。他にも何組か食いに来てた。
夜部屋で飲もうかと、売店でくじら肉の燻製と牛タン購入、しかしここまでに結構飲んでたのと疲れで、飲まずにわりと早く沈没。


そして翌朝、大浴場は海側で朝日も見れるってことで6時前に起きて大浴場へ。
夜は数人だったのに、朝もはよから20人くらいいる・・・カメラ持ち込んでる人もいたが、最初は勝手わからないので見るだけにした。水平線はガスってるので朝日はむりかと思って待ってたらガスの上からだんだんと昇ってきてきれいだった。

Dsc_0302












これは一旦部屋戻って、アングルのいい通路から写したもの。日の出に近ければもっと太陽と水面の光が近くてきれいだった。

7時に朝飯バイキングで、バイキングはホテルではわりと普通だが、このホテルのはまたうまかった。
昼にはまた大量に食うので、ここでは抑えて・・・とパンとか惜しいがやめといた。しかしかんのくんは飯、おかゆ、パン、大丈夫?


チェックアウト11時なので、一旦寝る。またゆっくりしてさてカキ食い放題向かう?
かんのくんいわくまだ腹減ってなく・・・・やっぱり。


Dsc_0307
ということで時間つぶしのクルージング。景色観光は考えていなかったので副産物的によかった。









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1時すぎに戻り、カキ食い放題へ。

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こんなとこでプレハブ2棟、呼び出し待ちの人たちが20人弱いたが、ちょっと出遅れたらしくそろそろ今日は打ち止め・・・と人数数えだしたりであぶなかった。
後ろはすぐ漁港で、船で取ってきたカキを揚げてた。


Dsc_0332












2時すぎだったかにやっと入れた。
でかい鉄板を6人くらいで囲むようにして、おばちゃんがスコップでドザーとカキを乗せて焼きあがったのを食う。
45分2000円だが、ほとんど店終るころだったので、45分よか長めにいた気がする。
おばちゃんにカキのばらし方など講釈聞きながら、スコップで3人くらい、相席6人組で食った。オレとかんのくんは50個くらい食ったと思うが、日本酒つけながら食うと香ばしさが増してさらにうまかった。
この他、カキ飯とカキ汁セット500円がまたうまかった。
おばちゃんいわく今期はまだ始まったばかりで、2月~3月がいちばんうまいらしい。

帰りは新幹線で5時ごろ発、家に着いたのは8時ごろだったが、帰りは寝っぱなしで覚えてない。やっぱ2日で行ったのと朝早かったんで疲れた。

かんのくんによるとすでに次回計画中で、WF後の3月?かんのくんはそれ以前に日帰りで行く気マンマンらしい・・・

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